ニキビに悩んでいる人の中には、早く治したい一心で一日に何度も洗顔する、という人も多いでしょう。
しかし、それは逆効果になっているかもしれません。
ニキビを治すには回数よりもむしろ、洗顔について正しい知識を知ることの方が大切なのです。
そこで今回は、「ニキビ肌の人におすすめの洗顔回数や洗顔方法」について解説します。
1.ニキビ予防に大切な肌のターンオーバーについて
そもそも洗顔をする理由とはどのようなものでしょうか。
洗顔は、酸化した皮脂と汗やほこりなどの汚れを落とすために行います。
皮脂の酸化は過酸化物質を増加させるので老化につながりますし、肌の汚れを放置するとそこに菌が増殖することでニキビ肌の原因となってしまいます。
肌というのは賢いもので、定期的にターンオーバーを行っています。
ターンオーバーとは、古い角質は剥がれ落ちて新しい角質へと生まれ変わることです。

古い角質は少し洗うだけで簡単に落ちるもの。
しかし洗顔を何度も繰り返し行うと、出来たばかりの角質を除去することになってしまい、未熟な角質が表面に出てきてしまいます。
また、そのような肌は外敵刺激にも弱く、肌が正常に機能しなくなり、ニキビ肌まっしぐら・・。
肌が弱くなると、ニキビ肌になりやすくなるんですね(-_-;)
つまり、洗顔のしすぎはニキビ肌にとってむしろ逆効果になるのです。
洗顔はあくまでも余分な皮脂や汚れを落とすためだけに行うものです。
そのため回数は朝と夜の1日2回行えば充分です!それ以上になると逆に肌のトラブルを招いてしまう危険があるので注意が必要です。
2.朝は水だけの洗顔がおすすめ!
『朝に洗顔することの目的は?』
寝ている間に肌に蓄積された皮脂や汗、汚れを落とすことです。
とはいえ皮脂は寝ている間にはあまり分泌されませんから、多くの場合寝ている間に肌についた汗や汚れを落とすことが朝の洗顔のメインとなります。
これらの汚れは大抵は水性の汚れですので、ぬるま湯ですすぐだけでも充分に効果が得られます。
*ただし、生まれつき脂性肌で朝起きた時から皮脂の分泌が多い、という人は朝から洗顔料を用いた方がよいかもしれません。
水だけだとやっぱり心配、という人は、朝は肌のうるおいを奪わずに汚れだけを落とし、弱酸性の肌を保てるような洗顔料を選ぶことがポイントです。
洗顔料を使うべきか否か、どちらが正しいかというよりは、自分の肌のタイプやコンディションに合わせるのが正解だと言えるでしょう。
3.ターンオーバーを促すためにも夜は必ず洗顔を!
『夜の洗顔の目的は?』
日中に溜まった皮脂と汗やホコリなどの汚れ、そして女性の方はメイクをしっかり洗い流し、深夜のうちに行われる肌のターンオーバーを邪魔しないようにすることです。
肌は夜の22時から深夜2時までの間に成長ホルモンの分泌が活発になり、肌が新しく生まれ変わる時間帯です。
「ゴールデンタイム」や「エンジェルタイム」と呼ばれますよね。
このターンオーバーは肌に皮脂や汚れがたまっているとちゃんとターンオーバーが行われなくなってしまうのです。
おすすめは入浴後の洗顔なんですが、面倒ですので入浴中でも大丈夫です。Yossyもお風呂でやっちゃいます(^^♪
入浴中に洗顔する場合に注意するべきポイント
- 先に髪の毛を洗いましょう
洗顔後に髪の毛を洗うと髪の汚れが顔についてしまい、洗顔した意味がなくなってしまいます。
ピーリングなどの角質ケアも夜に行うとよいでしょう。
4.正しい洗顔方法でニキビ対策を!
洗顔の回数を増やすことよりも大切なことは、正しい洗顔方法で洗顔することです。
そこでニキビ肌の人におすすめの洗顔方法をご紹介しますね。
- 洗顔する際に大切なことは、ちゃんと手を洗うこと

顔を洗う手が汚れていたら、そもそもの洗顔の意味がありません。手のひらと指をしっかり洗って汚れを落としておきましょう。
爪の間に汚れや洗顔料が溜まってしまうことも多いので、できれば爪も切っておいたほうがよいでしょう。
- メイクをしている場合にはこのタイミングでメイク落としをする
ゴシゴシと強くこすると顔への刺激が強すぎますから、優しく落としていくのがポイントです。
- 顔を洗う前には、ぬるま湯で顔を洗おう
そうすることでホコリ汚れを落とすことができますし、毛穴を開かせる効果もあります。
- 洗顔料を泡立てネットにつけ、しっかりと泡立てる
泡立てネットを使うと簡単にキメの細かいモチモチ泡が出来ますよ。
- 円を描くような感じで顔を洗っていく
順番としては最初は皮脂が多いおでこや鼻といったTゾーンを洗い、口周りやフェイスラインは最後に行います。特にニキビ肌の人はTゾーンを入念に洗いましょう。
- すすぎ方のポイントは洗い残しのないように
洗顔料の洗い残しは肌荒れやニキビの原因となります。ぬるま湯で10回ほどすすぐのがおすすめです。
- 最後にタオルで水気をとる

この時には決して擦ったりせず、優しく肌に当てて水分を吸うように拭いていきましょう。
5.洗いすぎは逆効果!まずは自分の肌のタイプを知ることから
ニキビ肌の人は、ニキビを治すためにも洗顔の回数が多ければ多いほどいいと思いがちですが、そうではありません。
実際に大切なことは自分の肌のタイプと状態を知ることです。「自分はニキビ肌だから脂性肌だ」と決め付けるのはとても危険です。
実は、洗顔の回数が多すぎるため、肌が必要以上に乾燥してしまいニキビ肌になっている人が大半なんです。
タイプと状態によってどれくらいの回数洗顔をするべきなのかは変わってきますので、まずは朝、夜の洗顔で様子をみてみましょう。
肌のターンオーバーの周期期間(だいたい28日~56日)は続けてみましょう。
また、正しい洗顔方法を行うことが大切です。間違った方法でどれだけ洗顔の回数を重ねても、かえって逆効果となってしまうので気をつけましょうね(^^♪
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