子供の顔って、意外と肌荒れすることが多いんですよね。
今回は、子供の肌荒れの原因や対処法および、顔に使えるおすすめのクリームについてお話していきたいと思います。
我が子の肌トラブルに悩んでいるママの参考になりましたら幸いです(^^)♪
1.子供の肌荒れを引き起こす原因
子供の肌って、大人に比べるととっても綺麗ですよね(^^)
ほっぺなんてツヤツヤ、ぷるぷるしてて、肌荒れに悩む女性たちにとっては、まさに羨望の的といえます。
なのに、意外と肌荒れを起こしやすい子供が多いのも事実なんです。
どうして、ツヤツヤのみずみずしいお肌を持っている子供たちなのに、肌荒れを起こしてしまうのでしょう?
子供の肌と大人の肌の違い
私たち人間の皮膚を、外的刺激から守るための役割を果たしている「角質層」。
そして、その角質層をコーティングするために必要な「皮脂」。
この「角質層」と「皮脂」のおかげで、人間は綺麗なお肌を保っていられるんですね。
しかし、子供の角質層の厚みは大人の半分程度しかありません。
さらに、まだ皮脂の分泌量が大人に比べると少なく、角質層を守るためのコーティング機能がほぼないと言えるのです。
バリア機能が発達していない子供のお肌は、とても乾燥しやすくなっています。
子供の顔に、肌荒れ・カサカサ肌・かゆみなどの肌トラブルが起きやすいのも、この「乾燥」が主な原因なのです。
あせも、とびひによるもの
大人に比べると、子供は新陳代謝が活発です。
さらに体が小さいぶん、汗腺が密集しているため、汗をかきやすい傾向にあります。
汗をかいたまま放っておくと、「あせも」ができやすい状態になりますよね。
またそれをかきむしることで肌が傷ついてしまい、時には肌に水ぶくれができることも。
水ぶくれの膿が破けて、健康な肌に飛び散ってしまうと、今度は「とびひ」を引き起こしてしまいます。
「あせも」も「とびひ」も、なった人にしかその辛さがわからない、肌荒れの最悪パターンといえます。
その他の病気によるもの
ただ単に肌荒れしているだけと思いきや、中には怖い原因が潜んでいることもあるんです(・・;)
よくあるのが「アトピー性皮膚炎」。
赤ちゃんや幼児に多く、かゆみの強い湿疹を繰り返すのが特徴です。
食べ物や環境などの様々なアレルゲンが、体内に入った時に発症するパターンが多いです。
よくあるのが、卵、乳製品、ハウスダスト、ダニ、動物の毛などですね。
中には、命にかかわる重篤なアレルギーもあります。
皮膚の状態の他にも、子供の具合がいつもより悪そうに感じたら、すぐに病院へ行って診てもらってくださいね。
子供の顔の肌荒れ、どう予防したらいい?
顔の肌荒れが悪化してしまい、かゆそうにしている我が子の姿。
もう、見ているのも痛々しいですよね…( ; ; )
あまりに症状が深刻であれば、早急に皮膚科へ連れていくのが先決です。
しかし症状が比較的軽い場合は、スキンケアなどの対策で改善することも多いです。
ここでは、子供が肌荒れを防ぐための方法についてお伝えしていきますね。
子供が汗をかかないように体温を調節する
子供がかゆみを感じないように、大人の方でうまく工夫してあげなくてはいけません。
たとえば…
- 夏場であれば寝る前に濡れタオルで汗をしっかり拭く
- 患部のかきこわしを防ぐために爪は定期的に切る
などが有効ですよ(^^)
食事内容に気をつける
特定の食べ物が原因でアレルギー症状を起こしていることもあります。
あまりに肌荒れがひどい場合は、まず皮膚科へ行きどのアレルゲン(アレルギーの原因となるもの)を持っているかを調べてもらいましょう。
アレルゲンが特定されていない場合に控えたいのが、甘いものや辛いものなどの刺激物。
まったく禁止する必要はありませんが、過度に摂らせすぎないようにしましょう。
保湿クリームを塗る
大人の肌と同様、子供の肌荒れを予防するためのポイントは「保湿」です。
症状がそこまで深刻でなければ、とりあえず保湿クリームを塗って様子をみるのが良いでしょう。
クリームの前に、ローションを塗ってあげるとなおグッドです(^^)
ただし、もともとアトピーやアレルギー持ちの子の場合、使うクリームによっては悪化してしまうこともあります。
この場合、皮膚科で処方されたものや、お医者様がおすすめしたものを使うようにしてくださいね。
子供の肌荒れにおすすめのクリーム5選
最後に、子供の顔の肌荒れを改善・予防するためのおすすめクリームをいくつか紹介しておきますね(^^)♪
白色ワセリン
保湿クリームとしてはかなりメジャーであるワセリン。
軟骨タイプなので、保湿力の面で言えばトップクラスですよね。
私も、中学生になるくらいまではよく使っておりました(^^)♪
添加物などが一切含まれていないので、赤ちゃんから子供、大人まで使えます。
プロペト
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こちらも赤ちゃんから使える保湿クリームです。
石油を精製して作られており、不純物や刺激物などはほぼ取り除かれています。
基準が厳しめに設定されている、眼科用の軟骨としても使われていますので、肌への優しさは白色ワセリン以上であるといえます。
軟骨タイプですが、しっかり馴染ませることでサラサラとした肌触りになりますよ(^^)
サンホワイト
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高品質の白色ワセリンとして、乾燥性敏感肌の人のスキンケアにもよく使われているクリームです。
白色ワセリンからさらに不純物を取り除いており、クリーンな仕上がりになっています。
ちょっとお値段はかかりますが、皮膚科でもらえる薬の代わりに代用しているママさんも多いようです(^^)
ピアソンHP
「白色ワセリン」「サンホワイト」「プロペト」とはちょっと違った役割を持っているクリームです。
上記のクリームは皮膚に水分を与える効果はないのですが、ピアソンHPであれば、皮膚に潤いを与えることが可能です。
特に乾燥がひどい場合であれば、ピアソンHPが一番おすすめです。
ノバルティスファーマ HPクリーム
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こちらもピアソンHPと同じ成分を持っているクリームで、お肌に潤いを与えつつ保湿してくれます。
皮膚科でも似た成分のクリームを処方される事が多いので、皮膚科に行けない場合などは代わりにHPクリームを使う人も多いですね。
5.まとめ

子供の顔が肌荒れしている時は、まずは皮膚科へ行き、アレルギーがないかどうかをチェックするようにしてくださいね。
あとは日常的な保湿ケアであったり、食生活の改善、体温を調節してあげることが大切になってきます。
子供は自分でお肌を守る術を知りません。なので、大人がしっかりと対処してあげてくださいね(^^)♪
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